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クレジットカードのマルチアクワイアリングとは

国内のVISAとMasterCardは、一つの加盟店に対して複数のアクワイアラーが存在するマルチアクワイアリング方式を採用しています。

例えば、同じVISAブランドであっても、加盟店は楽天カード、イオンフィナンシャルサービス、クレディセゾンなど複数のアクワイアラーと加盟店契約を結ぶ必要があります。

シングルアクワイアリングと比較すると、加盟店は複数のカード会社の伝票管理をしなければならないので手間がかかります。

我が国でマルチアクワイアリングが採用されているのは、クレジットカードの歴史と法規制に理由があります。

国内では、VISAなどの国際ブランドが確立する前に銀行系カード会社や信販会社があり、それぞれのブランドで加盟店とオンアス取引を行っていました。その名残が現在もあり、VISAやMasterCardといった国際ブランドのメンバーとなったこれらのカード会社が、以前のように加盟店管理を行っています。

このような理由で、我が国ではVISAやMasterCardはマルチアクワイアリングを採用しているのです。

なお、銀行が母体となってクレジットカード業務が始まった国では、シングルアクワイアリングが採用されています。

マルチアクワイアリングにはデメリットが目立ちますが、同じ国際ブランドでも各アクワイアラーが様々な支払方法を用意できるといった利点があります。